(2018/08/01)Discord翻訳プロジェクトの解体が宣言され、シャツを得る

軽くて高機能なチャット&通話ツールDiscordは、今やSkypeを追い抜いて全世界でスタンダードなアプリになっていますが(たぶん)、
全世界で使われる際の各言語への対応は公式が直接行っているものではなく、クラウド型翻訳サイト「Crowdin」にて各地の有志達の力で行われているものです。
こちらがそのDiscord翻訳プロジェクト。この記事を書いている2018年8月1日時点では以下のように普通に見れます。

私もこれに参加しています。
既存の翻訳案に投票したり、自分でも翻訳を提案したり、専用のDiscordチャンネルで議論をしたりといった感じで活動する場です。
私は古参ではないので大した実績はありませんが、Windows設定の「忠犬Discord」うんぬんという3つの説明文は私の訳です。
(今思うと、1つ目は「~馳せ参じるので、クリック数を節約できます」の方が良いな…)

しかし昨日、CrowdinにてDiscord公式から "Discord is turning off Crowdin. Here's a gift for you." という題名のメッセージが来ました。
今まで公式からメッセージが来たことなんて無いし、giftとか言い出すから公式まがいのスパムかと思ったんですが、どうも本物のようで。

ざっと要約すると…

皆のおかげでメッチャ翻訳できたけど、急成長すぎて最適な翻訳の提供ができなくなってきたから、
苦渋の決断でクラウド型翻訳やめて企業に翻訳任せるわ! 今までメッチャありがとな! シャツあげる!

…って感じらしいです。

かつてはDiscordの設定の「言語」辺りから翻訳プロジェクトに参加できたんですが、今確認してみたらそれもできなくなっているので、本当に企業翻訳に移行するようです。
移行は8月6日12時とのこと。突然です。サンフランシスコの会社だから太平洋標準時かな。

メッセージにはシャツのデザイン写真とサイズ等のアンケートフォームへのリンクが添えられていたので、回答しておきました。
色々済めばそのうちシャツが送られてくるのでしょう。
回答前にMとかLとかに対応して書かれていた実寸をググってみたら、案の定欧米サイズで日本基準より一回りデカかったです。警戒して良かった。

私はDiscordの翻訳に首を突っ込むまでは、REAPER0CC-FamiTrackerもほぼ1人で日本語化していました。
……いやそれはすごく語弊があるな。両方とも「他の方が個人である程度やって止まっていたものを、私が個人で引き継いでいました」が正しいですね。
ともあれ、引き継ぎ後の翻訳作業はほとんど完全に1人でやってきました。

しかしDiscordの翻訳はそれとは正反対で、Crowdinで提案と投票をし、必要に応じてDiscordで議論や報告をし、というチーム活動がリアルタイムに行われていました。
翻訳や記法についての色々な知識や情報を交換できたり、投票で翻訳が決まったかと思えば後から問題が出てきて個別対応の必要が生じたりと、
それまで体験していなかった世界なので学ぶ所が多く、面白かったです。

いつから参加してたんだっけとCrowdinのアクティビティを遡ったら、奇しくもほぼ丸1年前、2017年7月30日の参加でした。
この1年間の思い出もシャツと共にタンスにしまわれるかと思うと少しさみしいですけど、それはそれとしてシャツの現物が届くのが楽しみです。
しまわずに着ろって? 着るかなあ…。